モーダルシフトで今後の日本を引っ張ります!「安心・確実」を心掛ける株式会社平尾運送
1959年に設立、2023年で創業64年を迎えた株式会社平尾運送。モーダルシフトによるコンテナ配送を中心に、「お客様のために」をモットーにお客様の笑顔のために進み続けています。
代表取締役社長 待鳥謙治さん
祖父が創立し、3代目となる待鳥さん。幼少期からトラックがある環境で育ち、運送・物流業界を長年見てきた待鳥さんだからこそわかる今後の業界で進めるべき取り組みや、企業としての存り方などお話を伺いました。
ー 近年注目されているモーダルシフトですが、どのような仕組みなんですか? ドライバー不足やトラックによる排気ガス問題に、国が推進している物流方法として「モーダルシフト」というものがあります。 長距離運行をトラックの運転ではなく、海運や鉄道貨物による運搬にすることにより、ドライバーの長時間運転での身体の負担や環境に配慮した仕組みです。世界的に問題視されているCO2の削減、ドライバー不足、働き方改革として現在推奨されています。 平尾運送ではその海運や鉄道貨物として入ってきた荷物をコンテナターミナルから引き取り、「安全・確実」にお客様の倉庫などに配送しています。トラックとは違い、ダイヤ運行のため、正確な時間の引き取りやお渡しを実現しています。 ー 「2024年問題」についての見解を教えてください。 2024年問題はネットでも頻繁に取り上げられる話題のトピックで、今後のドライバーの働き方が注目されています。モーダルシフトによる運搬が今後は求められるようになると思います。当社は取引先がモーダルシフトの大手なので、今後はさらに物量が増えていくでしょう。そのため、ドライバーさんにはより安全運転を意識してほしいですね。会社ができることとしては、近距離配送をメインに取り扱い、負担のかかるような無理な運行は行わないようにしています。 2024年問題ではドライバー不足も懸念されていますが、平尾運送では「普通免許しか持っていない」という方でも、入社前に会社補助で大型免許を取得できる補助制度を設けています。また、業界未経験で不安に感じる方もいると思いますが、未経験で入社して活躍しているドライバーも在籍しているので、誰でも活躍できる環境づくりを徹底しています。 ー 安全に対する意識とその取り組みについて 誰でも慣れてくると「気の緩み・おごり」が出てきます。常に安全運転を心掛けてほしいと思う理由は、商品を破損させることなく安全に輸送するためだけではなく、事故を起こしてしまうと自分の人生や相手の人生、そしてその家族の人生を変えてしまうことになってしまうからです。 「常に安全意識を持って運転する」。常に社員に伝えています。事故防犯のセミナーなどにも足を運び、僕自身も気の緩みが起きないようにしています。 安全に仕事をするためには、ドライバーさんにも無理はしてほしくない。運行も概ね50~60km圏内の倉庫にしており、長距離運転による注意力散漫が発生しないように取り組んでいます。 業務内容も一人ひとりに合わせた体制で望んでいます。「稼ぎたい!」というドライバーさんも在籍しているため、そのようなドライバーさんには夜間運行や他の業務をお願いして給与に反映させるなどして、各々の希望にできる限り応えるようにしています。 ー どういった方に入社してほしいですか? 真面目にコツコツと仕事をするのが好きな人には合っていると思います。ドライバーも20~40代がメインでエネルギッシュに活躍しています。20代でドラ侍から入社した社員も、今でも元気に一人前のドライバーとしてバリバリ活躍していますよ! 業界未経験でも入社後に同乗研修や先輩ドライバーのサポートなど「わからないことがあれば何でも聞ける」体制をつくっているので、安心してくださいね。「やる気」があればどんな方でも一度お話を聞きたいと思っています。
ドライバーと環境に配慮した「モーダルシフト」の推進
お取引先が大手なので安定した事業運営。2024年問題への取り組みは?
平尾運送の安全に対する意識
平尾運送が求める人物像
会社名
株式会社平尾運送
カナ
カブシキガイシャヒラオウンソウ
所在地
福岡県糟屋郡久山町久原3375-1
代表者
待鳥謙治
創立年月
1959/04
資本金
1,000万円
従業員数
46人 【車両台数】65台
事業内容
一般貨物輸送
重量物輸送
コンテナ輸送
引越事業