よくある転職失敗事例とその対策【引き留めにあうケース】
面接していた企業から無事内定が出て、これから退職の旨を伝えます。ここで頻繁に出くわすのが「考え直してほしい」「人手が足りないからもう少しいてほしい」「昇給する予定だった」などと言われ引き留めにあってしまうケースです。
企業としては当然辞めて欲しくないのでどうにか会社に残ってもらうように引き留めようとします。そして今までの義理や恩があるからといった理由でせっかくの内定を辞退して現職に留まってしまうケースが多数あります。
そして説得させられて現職に残った後にありがちな問題がこちら。
①人間関係・信頼関係が壊れやすい
結局は何かしらの条件を提示されたので転職を取りやめるケースがほとんどです。なので、「残ってくれた理由は結局はお金だったのか。。」などと思われがちです。
② 思っていたほどの昇給は見込めない
例えば引き留めの際に「昇給する予定だった。実はこれからしようと思っていた。」と言われたとしましょう。会社は組織です。そう簡単に社員一人ひとりのために給与体系を変えることは容易ではありません。残念ながら昇給まで時間がかかるケースがほとんどです。
それではどのような策をすればいいでのでしょうか？
答えは簡単！「退職の意思を明確に伝える」ことです。ここをしっかりとおさえておけば、スムーズに円満退職できます。
例えば、「退職しようと思います。」と「退職することに決めました。」では全く聞き手の印象が異なります。
「退職しようと思います。」これでは辞めるのか辞めないのかが明確に伝わっていませんよね。
一方で「退職することに決めました。」の場合だと、既に心は決まっていることが明確に伝わります。あわせて「退職日までは引き続きしっかりと頑張りますのでよろしくお願いします。」と最後までしっかりとやりきる気持ちも上司に伝えましょう。そうすれば、上司も安心して次の採用活動ができるんです。
せっかく希望の会社から内定がでたのに辞退してしまうのは、わざわざ面接にも行ったわけですからもったいないものです。
「退職の意思を明確に伝える」ことで新たに希望の職場で働いて活躍しましょう！
